土浦〜霞ヶ浦のほとりの水戸街道宿場町

土浦市とは

茨城県の南部の中心都市で、茨城県内では水戸市に次ぐ県内第2の都市で、東京から65km程度の距離のベットタウンとなっています。
土浦は、室町時代に土浦城が築かれ、江戸時代には水戸街道の宿場町、土浦宿として栄えた、歴史ある街です。
土浦市の東側は茨城県を代表する観光スポット、霞ヶ浦に接しており、昔から漁業と水運にも利用されています。

JR常磐線快速で上野駅から1時間10分程度、土浦駅に停車する特急ときわ号を利用すると40分程度の距離です（特急ひたちは土浦には停車しません）
最近では上野東京ラインが開通し、常磐線も一部列車が品川駅まで乗り入れているため、東京駅・新橋駅へ通勤するのも各段に利便性が上がりました。

JRの他にも、高速バスが舞浜・お台場(東京テレポート)と、つくば経由成田空港へ走っていますが、都内への通勤で使えそうなバス路線はありません。

クルマでは、常磐道が走っていますが、圏央道が開通したことにより、常磐道→圏央道経由で成田空港や北関東方面へのアクセスも楽になりました。

土浦市役所>

土浦市の移住施策

土浦市では、わくわく茨城生活実現事業の名称で、市内への移住・定住の促進と中小企業等における人手不足の解消を目指した移住振興策が行われています。
対象となる方は、東京23区に住んでいるか、東京圏に住んでいて東京23区内に通勤する方が土浦市に移住し、移住支援金の対象とする就業先としてマッチングサイトに掲載している求人に就職した場合、もしくは茨城県内で起業し「地域課題解決型起業支援補助金」の交付決定を受けた場合には、世帯100万円or単身60万円の移住支援金が支給されるものです。
詳しくは、土浦市のワクワク茨城生活実現事業のページを確認ください。
わくわく茨城生活実現事業>

土浦から東京へ通勤

土浦駅周辺には、コインパーキングが数多くあり、商業施設も建ち並ぶ土浦駅西口周辺では1日1,000円程度〜で駐車することができます。
新たに開発中の東口周辺では、1日600円〜の価格のコインパーキングがありますので、徒歩圏内に住んでいなくても、クルマで駅までという使い方もできます。
常磐線の特急列車は、全列車全席指定席になっています。座席未指定券では、車内の空席がご利用可能です

朝の通勤(東京駅・新橋駅・品川駅９時頃着)

朝の常磐線では、土浦駅を停車する特急ときわ号が日中は1時間あたり1本ですが、６−８時台に土浦から上野方面は1時間あたり2−4本運転されています。
そのほか、常磐線の列車の一部は土浦駅始発も設定されており、常磐線全列車にグリーン車が連結されているため、着席して通勤できる機会はそれなりにありそうです。
一方で、東京駅・新橋駅・品川駅へ直通の上野東京ラインは、一部の列車のみが直通となるため、混雑が集中する傾向にありますが、東京〜品川の停車駅への通勤には、利便性が大変良くなりました。

土浦駅への終電

上野東京ライン直通の最終列車は、品川駅22:55・東京駅23:04と早めで、それを逃すと上野で乗り換える必要があります。
また、土浦行き最終列車が終了後、取手行きの最終列車に接続する深夜バスが運行されており、このバスを使うことで上野駅を0:23に出ても土浦まで帰ってくることができます。

定期代

土浦-東京 常磐線・上野東京ライン
通勤定期代　1か月33,470円3か月95,390円6か月167,900円
通学定期代(大学)　1か月16,840円3か月47,970円6か月90,880円
通学定期代(高校)　1か月15,150円3か月43,170円6か月81,790円

土浦-品川 常磐線・上野東京ライン
通勤定期代　1か月36,590円3か月104,250円6か月193,240円
通学定期代(大学)　1か月18,470円3か月52,660円6か月99,730円
通学定期代(高校)　1か月16,620円3か月47,390円6か月89,750円